エキストリーム・ライフハックの簡単な3つのルール

不可能を粉砕する3つの考え方

  • Deconstruct「分解・脱構築する」

    彼の目標は、あきらかに流鏑馬の達人になることではありません。それを落馬せず、怪我をせずに成功させることです。そのために立てられる質問は「流鏑馬を成功させている要素は何か?」「落馬をさけるために必要な注意事項は何か?」と、それを要素分解することのようです。


    上のビデオにはストップウォッチをもって分析している Tim が写っていますし、馬にのった姿勢をイラストで分析している様子もみえます。こうした方法で、流鏑馬脱構築しているんですね。

  • Streamline「合理化する」彼の著書では、たとえば彼自身がやらなくてもいい雑用をインドにアウトソーシングするなど、徹底した合理化を勧めていました。この合理化は、ときとして正攻法の裏を突くものとなります。

    彼はキックボクシングの大会で優勝した際に「相手を3回リングから落とせば
    TKO」というルールを利用していましたが、このことは「大会に優勝するにはもっとも強いボクサーにならなくていけない」という発想の裏を突き、「大会に
    優勝するには、ルールに基づいて勝てる手を打てばいい」と頭を切り替えることができたからでした。

  • Remapping「再配置する」分解し、合理化した行動を、今度は自
    分にとって最も最適な形で再配置します。たとえば彼は自分の製品の市場調査を行うためにプロを雇うことはせず、Google Adwords
    などを使って市場調査のかわりになる情報を手に入れていますが、これなどはまさに再配置の例です。

    外国語を学ぶ場合も、授業を受けるよりもしゃべる相手を捜して会話をすることで短時間で最大の訓練を行うなど、再配置はいきなり近道を突くために必要な考え方です。











流鏑馬を5日でマスターできるか? エキストリーム・ライフハックの簡単な3つのルール