出来事のつながりの一部を取り出して、新しいプロット作成の種にすることもできる



手塚治虫がやってたプロットの筋トレ 読書猿Classic: between / beyond readers

ひとつの出来事(以下の図では「犬が歩く」)について「それからどうなった?」(青色の→)と「その前はどうだった?」(赤色の→)を複数考える。

そして、考えた出来事について、同じことを繰り返す。

「それからどうなった?」(青色の→)で出て来た出来事からも、「その前はどうだった?」(赤色の→)を複数考える。

「その前はどうだった?」(赤色の→)で出て来た出来事からも、「それからどうなった?」(青色の→)を複数考える。

「もう考えつかない」ところまで、クズ・アイデアを放出しておいて、苦し紛れに出て来たものに、ピンの来るものが(稀に)ある。そこまでは、ひたすら「筋トレ」状態である。

最初は、既存のプロットを出来事にばらして矢印でつないでおいて、それぞれの出来事から「それからどうなった?」(青色の→)と「その前はどうだった?」(赤色の→)を複数考えていくといい。

同一のプロットから、別の展開の仕方や別の背景を考えることになる。

こうしてできた出来事のつながりの一部を取り出して、新しいプロット作成の種にすることもできる。