QCDは微妙なバランスの上に成立している

仕事の手を抜く。こう、書くとものすごく誤解をまねく。すべてに全力投球して、100の仕事を120とか200にしてしあげるのが昔のやり方だった。今は、80とか60の力で仕上げるようにしている。何のために?数をこなすためだ。200の力でひとつの機能を作る時間と能力で70ぐらいの機能なら3つはリリースできる。そういう方向にシフトしてきた。肩の力を抜きかたを覚えたのだ。

(中略)

クオリティ、コスト、デリバリー(納期)の頭文字をとってQCD。モノ作りにはQCDという考え方がある。Qが一番初めにくるのは、Quality Firstという意味が込められている。システムは常に一定の品質水準を満たすべきだ。しかし、資源が限られた状況では、過剰なクオリティを出すべきではない。品質は、コストと納期の中で作られる。QCDは微妙なバランスの上に成立している。

(中略)

怠惰はプログラマの三大美徳のひとつ。ラクをするために努力をするのがプログラマという人種である。しかし、その努力がつらいものであっては意味がない。少し前のストイックな考え方とはまるで違う。自然体でいられる毎日を過ごしている。頑張りすぎず、怠けすぎず。あるがまま。そして、メロンパンは甘い。











フリーなスキル: Lv:37 メロンパンの甘さは自分の甘さ