「図書館は国会図書館がやってくれないと自分ではできないと考えている?」

Amazonの動向1:なか見!検索

角川とAmazonの付き合いのきっかけ

最初は出版社・著者とも警戒していたが、Amazonの幹部と話すうちに、アメリカのAmazonでなか見!検索でどれだけ本が売れるようになったか出してきた

平均で56%売り上げが上がる。ビジネス書のアップ率が高く、文芸書でも70%近く上がる。効果が低い分野でも30%増

そのデータを持って著者を説得して回った

Amazonに対しては全体ではなく一部だけ読める仕組みを作るよう要請、日本のみ冒頭だけ見せる例外処置を導入

現在、角川の活字系の書籍はほぼ100%なか見!検索対象

Amazonではこれを利用して、Amazonで10%追加料金を払うと、なか見!検索を100%解放する機能も付与している。Google Editionと同じ機能を先に導入










「日本の大企業にはGoogle、Amazon、Appleの恐ろしさを知らない無垢な人が多すぎる」/「図書館は国会図書館がやってくれないと自分ではできないと考えている?」・・・「再編される出版コンテンツ市場と図書館の役割」:三田図書館・情報学会第144回月例会 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか