「電子書籍元年」

こうしてこの“電子書籍元年”の前半には、「日本の電子書籍市場はKindleではなくiPadで始まる」という「ことになってしまった」。この国はなにかの「きっかけ」で動き、「なりゆき」で形勢が固まる。すべての組織が一斉に同じ前提を得て動き始めるので、いちど固まってしまうと、方向転換が難しい。 iPadは「きっかけ」を与え、むしろ既存市場に最も“衝撃”を与えることの少ないが故に、「業界」によって受け容れられたのである。これは市場の形成というものを考えた時に、かなり重大な問題を生じている。









「電子書籍元年」の倒錯と錯覚 : EBook2.0 Forum 興味深い論点(追記も含め)。