ソート・イン・ジャパンに集中すべきです

ニコラ:よく、メード・イン・ジャパンというフレーズを耳にしますが、私にとって日本製品に重要なのは、「ソート・イン・ジャパン(Thought in Japan)」ということです。



 私はこれまで、日本製品が持つ予想を超えたこだわりに魅了されてきました。こうした魅力は日本で作られたからあるのではなく、日本の知や工夫がもたらしたものです。伝統的なクラフトも、こうした「ソート」の結晶だから魅力的なのです。重要なのは、考えることによって獲得できる革新性です。人々は何が欲しいかを分かっていませんが、一目見て欲しいと思わせる物が現れれば、欲しくなるものです。



 日本の産業は、メード・イン・ジャパンを大事にするのではなく、ソート・イン・ジャパンに集中すべきです。そこには、必ずデザイナーの活躍の場があるはずです。










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出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20101007/1033282/?ST=life&P=5

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