アンパンマン やさしい君は 行けみんなの夢守るため (やなせたかし)

いつも心のどこかに孤独を抱え、絶望に涙していたやなせ少年は、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」を探しながら、激動の生涯を歩んできました。

「人を楽しませること」


この十年のやなせ先生は、とにかく「人々を楽しませること」にその命をつぎ込んできました。

それが先生のたどり着いた答えの一つのようです。


もう一つの大事な答えは、アンパンマンの中に描かれ続けています。




そうだ、うれしいんだ生きる喜び


たとえ胸のキズが痛んでも


なんのために生まれて、なにをして生きるのか?


答えられないなんて、そんなのはイヤだ


今を生きることで、熱い心燃える


だから君は行くんだ微笑んで

そうだ、うれしいんだ生きる喜び


たとえ胸のキズが痛んでも


ああアンパンマン


やさしい君は 行けみんなの夢守るため


やなせたかし 「アンパンマンマーチ」)











アンパンマンができるまで その4 - 愚仮面